延伸線シーナリー作成 その40です。
2回目レジン流し込みから丸1日たったので、硬化しているか確認します。
レジンは完全に固まっていました。
透明度も文句なく、唯一の心配点だった気泡もないようです。
これで川の水が完成しましたが、このままでは流れの無い、池や湖のようです。
川の流れを表現します。
川の流れはKATOのウォーターエフェクトを使用します。
いきなり本番だと不安なので、本使用の前にテストピースを作成します。
適当なプラ板にウォーターエフェクトを塗りつけて、歯ブラシを使って波模様をつけていきます。
歯ブラシで適当に叩きながら波模様を作りました。
左が普通に、右が薄めに塗ったものです。
乾燥後、ウォーターエフェクトの様子を確認します。
普通目に塗った方。
波模様は良さそうな感じですが、もう少し厚塗りでも良さそうです。
薄く塗った方。
薄く塗った方は波模様はほとんど分かりません。
普通目に塗ることにしました。
テストピースを踏まえて、いよいよ本番に移ります。
上流から下流へとウォーターエフェクトを水面に塗り、歯ブラシや筆で波を付けていきます。
全体の1/3まで終了…
下流に移ります。
下流のすぐ先は滝が流れる部分なので、この部分は少し厚めに塗って、波を荒めに仕上げました。
ウォーターエフェクトで波を付けた全体図。
このまま5~6時間ほど乾かします。
乾燥後の様子です。
上流部分。
中流部分。
下流部分。
一部の水面はただ筋を付けただけの様な箇所も有りますが、とりあえずは合格です。
水面の仕上げに、アクリル塗料で部分的に白波を書き込んでいきます。
白波は川の流れと岩がぶつかる箇所を中心に書き込みます。
XF-2フラットホワイトで書き込み中…
白波の書き込みが終わりました。
基本はドライブラシですが、一部の箇所は面相筆で直接書き込んでいます。
近くから眺めるとあまりそれっぽく見えません。
遠景。
遠くから眺めるとそれなりに白波っぽく見えます。
仕上げに、一部の岩にタミヤテクスチャーペイントのグリーンを塗って、苔むした岩を表現しました。
レジン堰き止めの厚紙を剥がし、バリをカッターやリューターで丁寧に取り除いて完成です。
紆余曲折ありましたが、何とか満足できる川が完成しました。
お付き合い、ありがとうございました。
2023年02月24日
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