前回に引き続き、水田を作成します。
水田の水面を表現します。
水田はそれほど水の量は必要ないので、用排水路同様グロスポリマーメディウムを使います。
今回はメディウムが流れやすくするように水に薄めて使用します。

グロスポリマーメディウムと水を2:1位の割合で混ぜ、水田に注入します。
注入時に隅まで広がらなかったメディウムはヘラで少しづつ広げ、水田全域に行き渡るようにします。

注入が終わりました。
水田が完全なレベルではないので、メディウムが薄い箇所がありますが、とりあえずこのまま乾燥させて様子を見ます。

段ボール箱で蓋をして、一晩置いて乾燥させます。

乾燥後。
やはりメディウムが薄い箇所が所々ありますが、稲を植えれば目立たなくなるでしょう。
水田に稲を植えていきます。

モ-リンのグラスセレクション(グリーン)と自作の芝生の達人もどきを用意します。


水面にクラフトボンドを点付けして、芝生の達人もどきで稲を生やしていきますが、どうにも上手く稲が立ちません。
仕方ないので、ものすごく手間がかかることを承知で、1株1株じかに植えることにしました。

一旦稲を剥がし、クラフトボンドを再度点付け後、グラスセレクションを撒いてピンセットでつまみ上げ、無理やり稲を立たせます。

植え付け中…
苗は4条植え(1度に4列の苗を植え付ける)を想定して植え付けています。

30分でやっとこれだけです。
このペースが限界なので、先はまだまだ長いです。
集中力も30分が限界です。

休んでは植え付け、また休んでは植え付けの繰り返し…
今の所、稲というよりただの雑草にしか見えませんが、今さら引き返せないのでここまで植えたからには全部植えてみます。

全体の約1/2が終了…
乾いた部分を刷毛で払うと、それっぽく見えてきました。

ようやくゴールが見えてきました。

植え付けの様子です。
こんな感じに、ピンセットで少量をつまんでは植え付けの繰り返しです。
この頃になると、要領が分かってきて植えるスピードがだんだん上がってきています。

ようやく植え付けが終わりました。
画像はボンド乾燥後、余分なグラスセレクションを箒で払った様子です。

別角度から。
津川洋行のトラクターを置いてみました。
水田と言われれば水田に見えなくもない、といったレベルですが、これが精一杯でした。
本当はその下の水田まで仕上げたかったのですが、予想以上に時間が掛かったので今回はここまでです。
お付き合い、ありがとうございました。
お疲れ様です^^;
集中力が30分ぐらいしか持たなかったので、休み休みの作業で時間はかかりましたが何とか完成させました。
肝心の出来はあまり良いとは言えませんが、市販の田んぼよりは見栄えが良いと思っています。