2024年11月29日

延伸線機関区シーナリー作成42(だるまさんの作成)

延伸線機関区シーナリー作成 その42です。

ほぼ完成した延伸線機関区セクションですが、まだ何か置けそうなスペースが残っています。

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この部分です。

今回はこの部分にだるまさん(廃車体)を設置します。

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今回の犠牲者(犠牲車)です。

20年以上前にトミックスの車両ケースに付属していた正体不明の鉄コレ車両(未塗装)です。
画像検索しても元の形式は不明でした。

早速作成開始。

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車体をばらして、ボディを塗装します。

塗り分けは上半分がクリーム1号、下半分が朱色4号にします。
一昔前の地方私鉄風の電車をイメージしています。

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ボディの下半分をマスキングし、タミヤアクリルX-2ホワイト、X-8レモンイエロー、XF-52フラットアースを適当に混ぜて作成したクリーム1号をエアブラシで吹き付けます。

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乾燥後、再度ボディをマスキングしてタミヤアクリルX-6オレンジとXF-7フラットレッドを適当に混ぜて作成した朱色4号を下半分にエアブラシで吹き付けます。

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乾燥後の様子です。

マスキングが甘かったようで、朱色がはみ出てしまいました。
はみ出た部分はウェザリングでごまかします。

屋根は手持ちのグリーンマックス鉄道カラー#35ダークグレーで塗装しました。

ヘッドライトを同ダークグレー、床下機器をX-18セミグロスブラックで塗装しました。

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車内も適当な色に塗装しておきました。

ここまでは通常のキット作成とほぼ同じです。

車体にウェザリングを施します。

こちらの記事http://arakichi.blog.fc2.com/blog-entry-33.htmlを参考に、車体に錆びを付けていきます。

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カッターでボディに適当に傷をつけます。

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タミヤエナメルXF-9ハルレッドを面相筆に付け、傷をつけた部分に塗装していきます。
XF-1フラットブラックを少し足し、錆の色を濃くして部分的にアクセントを付けます。

続いて錆が雨で流れた状態を表現します。

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X-26フラットオレンジを溶剤で薄め、面相筆で錆の流れを付けていきます。
下半分はフラットオレンジではほとんど目立たないので、XF-9ハルレッドを薄めて塗装します。

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ボディのウェザリングが終わりました。
廃車体らしくなてきました。

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屋根も同様の手法で傷をつけ、XF-1フラットブラック・X-26フラットオレンジ・XF-9ハルレッドを薄めたものを適宜塗装しました。

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適当な余剰パーツを座席パーツに取り付け、一部をXF-9ハルレッド・XF-52フラットアース・XF-1フラットブラック等で塗装しました。

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ガラスを戻し、座席とボディを合体させて完成です。

レイアウトに設置します。

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車体をボンドで取り付け、周囲をKATOファイバープランツ、テラプランツで覆って完成です。

草に埋もれた怪しい雰囲気のだるまさんが出来上がりました。

お付き合い、ありがとうございました。
posted by TYPES at 00:00| Comment(0) | レイアウト制作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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