延伸線機関区シーナリー作成 その42です。
ほぼ完成した延伸線機関区セクションですが、まだ何か置けそうなスペースが残っています。
この部分です。
今回はこの部分にだるまさん(廃車体)を設置します。
今回の犠牲者(犠牲車)です。
20年以上前にトミックスの車両ケースに付属していた正体不明の鉄コレ車両(未塗装)です。
画像検索しても元の形式は不明でした。
早速作成開始。
車体をばらして、ボディを塗装します。
塗り分けは上半分がクリーム1号、下半分が朱色4号にします。
一昔前の地方私鉄風の電車をイメージしています。
ボディの下半分をマスキングし、タミヤアクリルX-2ホワイト、X-8レモンイエロー、XF-52フラットアースを適当に混ぜて作成したクリーム1号をエアブラシで吹き付けます。
乾燥後、再度ボディをマスキングしてタミヤアクリルX-6オレンジとXF-7フラットレッドを適当に混ぜて作成した朱色4号を下半分にエアブラシで吹き付けます。
乾燥後の様子です。
マスキングが甘かったようで、朱色がはみ出てしまいました。
はみ出た部分はウェザリングでごまかします。
屋根は手持ちのグリーンマックス鉄道カラー#35ダークグレーで塗装しました。
ヘッドライトを同ダークグレー、床下機器をX-18セミグロスブラックで塗装しました。
車内も適当な色に塗装しておきました。
ここまでは通常のキット作成とほぼ同じです。
車体にウェザリングを施します。
こちらの記事http://arakichi.blog.fc2.com/blog-entry-33.htmlを参考に、車体に錆びを付けていきます。
カッターでボディに適当に傷をつけます。
タミヤエナメルXF-9ハルレッドを面相筆に付け、傷をつけた部分に塗装していきます。
XF-1フラットブラックを少し足し、錆の色を濃くして部分的にアクセントを付けます。
続いて錆が雨で流れた状態を表現します。
X-26フラットオレンジを溶剤で薄め、面相筆で錆の流れを付けていきます。
下半分はフラットオレンジではほとんど目立たないので、XF-9ハルレッドを薄めて塗装します。
ボディのウェザリングが終わりました。
廃車体らしくなてきました。
屋根も同様の手法で傷をつけ、XF-1フラットブラック・X-26フラットオレンジ・XF-9ハルレッドを薄めたものを適宜塗装しました。
適当な余剰パーツを座席パーツに取り付け、一部をXF-9ハルレッド・XF-52フラットアース・XF-1フラットブラック等で塗装しました。
ガラスを戻し、座席とボディを合体させて完成です。
レイアウトに設置します。
車体をボンドで取り付け、周囲をKATOファイバープランツ、テラプランツで覆って完成です。
草に埋もれた怪しい雰囲気のだるまさんが出来上がりました。
お付き合い、ありがとうございました。
2024年11月29日
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください